なすところをしらざればなりFOR I KNOW NOT WHAT I DO 

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花と乙女に祝福を 1stインプレ

   ↑  2009/07/31 (金)  カテゴリー: 未分類
花と乙女に祝福を 初回版花と乙女に祝福を 初回版
(2009/05/29)
Windows

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平行して『花と乙女に祝福を』にも手を出し始めました。

……ええと、一言で申し上げましょう。

hanaoto01.jpg

晶子ーー!俺だーー!! ……えーっと、俺だー!!

……いや、なんつうか、なんだろう。結婚してくれとは言えない。むしろ、そのなんでしょ? フュージョンしてくれ? 俺も晶子にしてくれ? 俺も晶子がイイ、みたいな?

とにもかくにも、つまるところ、


神、あらわる。


なんですかコレはなんですかコレはなんですかコレは!!!
ゴッドゴッダーゴッディストで言えば最上級のゴッディスト級ですよ!!
「女の子のような顔をした男の子が女装して女子高(超お嬢様校)に入る」という、そこまでならありきたりなモノを、なんと、よくぞ、ここまで……!

……女装モノにおいて、女装してる子が大なり小なり「男を残している」というのは多々あります。というか、むしろソチラの方が普通でしょう。
見た目は女の子、女装している、言葉使いや仕草は気を遣いまくって女の子、けれど心は男の子なんだ―――そういうタイプ。
あるいは、見た目は女の子、女装している、言葉使いや仕草は気を遣いまくって女の子、しかも心まで女の子なんだ―――そういうタイプ。
多くあるのはこの2パターンだと思うんだけど、しかしこの主人公の子はそんなモンじゃねえ……パネぇっすよ……!

彼は、見た目は女の子、女装している、言葉使いや仕草は気を遣いまくって女の子、そして心も完璧に女の子を装っている―――完璧すぎて「男だ」ということが(最低限の肉体的理由を除けば)その起源以外からは消失してしまっている、そういうタイプ。

完璧です。完全無欠です。
起源だけが仮想化しきれない残余として残っている。晶子(主人公の女装っ子)は、ありとあらゆる点で女の子目線。女の子を見るときも「同性の子」として見ている。それは周りの全ての人間も同じで、誰かが晶子を見るときもまた、同性の女の子としてだけ見ている。晶子の中の男らしさ的なるものは殆どと言っていいくらい見ていない(また晶子も表に出していない)。
ただ一つの例外が、早々に事情を知ってしまったある人で、その人だけは晶子を「男として」も見ている。……ただし最も重要なのは、その人は晶子のことを「男として」見るけれど、晶子はその人のことを「女として(同性として)」見ているということ。
そこにおいて「残余」なのですね。残余足りえる。”完璧に隠蔽されている”から―――けれど確かに存在している(”隠蔽されているものがあると分かる”ように出来ている)。

これは完璧を通り越して完璧です。正直言って、死にます。この幸せ時空に萌え死ぬぜー、的なイミで。

さらに言うと……今語るのは時期尚早かもしれませんが(まだ全然序盤)、「擬態」という観点から見ても完璧を通り越して新たな完璧に到達している。言わばこの場合、「ある人になりすます」ではなく、だけではなく、「自分のままある人になりすます」という次元。
「女性は女性を演じている」というラカン先生の有名な公式がありまして、めっちゃ簡単に言いますと「女性たる者は」で求められる女性像という”幻想”を演じることではじめて社会・一般・世間体的に女性として認められるみたいなお話(さすがに現代日本だとある程度の修正が必要っぽいですが)ですが、ここで行われている晶子の「擬態」は、そういうところを擬態化しているワケではありませんよね。決して「女性性」的なものを体現することによって女性になろうとしているワケではない。彼が見本にしているのはあくまでも”本物の晶子”だけであり、しかし言動などは晶子の模倣ではなく(だけではなく)、それを軽々と逸脱して、自分(彰)を「晶子フィルターに通して」いるものばかりになっている。

つまりここにおいての女装=擬態とは、「女性になる」では無いし、「晶子になる」でも無い、「彰が晶子になり晶子のまま彰になる」、ただその一点だけである。
あいや、もうちょっと進めると違うこと言っちゃうかもしれませんけど。
とりあえずね、現状ヤバいですよ、これ。
メロッメロのクラックラです。
全てが良い。全てがパーフェクツゥッ。
キャラも良いテキストも良い音楽も良い絵も良いそして何より声が良い。
そう、声。「まきいづみ」さんが殊勲賞の敢闘賞の優秀賞すぎます。声が良いゲームはそれだけで良作の条件を半分以上満たしている……と言っていた人がここにいますが(つまりわたしです)、このゲームはそれだ、間違いない。既に取り返しがつかないほどに良い。良すぎる。ああてゆうかこんな文章書いてる場合じゃねえ、早くプレイしないと、とか言いたくなるほどに。ということで、ごきげんよう。
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2009/07/31 | Comment (-) | HOME | ↑ ページ先頭へ |
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