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リリカル♪りりっく 雑感メモ

   ↑  2010/02/28 (日)  カテゴリー: 未分類

リリカル♪りりっくリリカル♪りりっく
(2007/07/27)
Windows

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積み崩し。あれ、これぶっちゃけ書くことないかもしれん……。今回は感想というかそれ以下、雑感というかそれ以下、もはやただの走り書きです。
面白いかつまらないかでいうと、「かなり残念」。個人的な感情をいうと、「めっちゃ勿体ねえー」。プレイ開始3分、僅か50回もクリックすれば克明にお分かりになると存じますが、ヤバイです。凄いベタ、というか、ベタすぎて冗談にしか見えない。詳しくは割愛……というか、これは是非体験版でもやっていただきたいレベルです。てゆうかこれ歴史に残るレベルじゃね? ボクは(あまりのベタさにこれが物語内の現実であるとは信じられず)1時間くらいずっと夢オチとか何かのネタかと疑っていたぜ。しかも、その筋・流れだけならまだしも、それを50クリックでやってのけるので、全てが圧縮されすぎててさらに予定調和のベタさ、レールに乗ってる感に思わず幽体離脱しかけたぜ。
この冒頭部、ある意味においてはこの作品を象徴してるでしょう。確かに、冒頭部分、第一印象は既に記した通り「なんじゃこりゃ」レベルでしたが、プレイを進めてみると案外と楽しめるところもあった作品でもありました。特にギャグとか、意外に笑えます。冒頭がヤバイと記しましたが、冒頭以外は、冒頭ほどはヤバくない。けれど、全体的に、冒頭と同じく、ある種の「ベタ」さ、というか、ベタ・テンプレート・お約束・お決まり感……言葉変えると、プレイするまでもなく分かる感、が通底してしまってる感。

ギャグに関しては、そうとう面白いんですね。特に序盤、学園における「サブキャラがらみの」やり取りは本当に輝いている。というかサブキャラが輝いています。変態でヘタレで軽い男友達キャラ、優しい委員長キャラかと思いきやガチ腐女子な女友達キャラ、エロゲ史上初というか、ボクはこんな友達キャラはじめて見たのですが、主人公に会うたび彼のお尻を撫でるように触ってくるガチホモ先輩キャラ……あと、サブキャラとヒロインの狭間の頭のかわいそうな子(女)とか、早々に退場することになってしまう頭のかわいそうな子(男)とか。
サブキャラが本当に個性的で充実しています。なのにヒロインキャラが全然個性的じゃねえ(笑)。サブキャラは決してそうではないのに、ヒロインキャラは、ベタ・テンプレ・お約束・お決まり的な要素が強く出ている――ぶっちゃけた話、サブキャラに比べててんで魅力を感じない。しかもサブキャラ絡みの日常会話が面白かったのに、後半(個別シナリオ)ではサブキャラ殆ど出てこないから、その面白い部分も消えてしまって深刻に魅力的じゃねえ。あくまで個人的な感想ですけど。

つまり不協和音。
パッケージ裏からは「萌えエッチをかるっく楽しむための4か条」なんて書いてあって、それを重視して作りましたと言外にアピールしているように、つまり「手軽に楽しめる・気楽に楽しめる」ことを目指しているように見受けられるんですけど、それが逆に持ち味を殺している――ギャグとシナリオ、学園編と非日常(バトル)編、それらが調律しきれてないで不協和音を奏でてるように自分には思えました。結果としては、それだからこそ(良くも悪くも)『リリカル♪りりっく』なのですが、しかし勿体無いなーと思うのです。
その辺、エロスケで自分が思うのに近い感じの感想を拝見したので引用させていただくと、
で、シナリオですか。うん、何のつもりなんでしょうかね。これは。好意的に解釈すれば「お客様のことを第一に考えて、皆様の期待にお応えできますような仕上がりにしてみました」ということになるが、悪意を持って考えてみると、「どうせヲタどもなんて、それっぽい要素詰めこんどきゃ勝手にハァハァすんじゃね」と投げやりな印象を受けてしまう。http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/memo.php?game=8809&uid=%A5%A2%A5%CA%A5%C8%A1%BC%A5%EB
昔アメリカのプロレスでロッキー・メイビアってレスラーがいましてね、彼は「誰にでも好かれる好青年」というキャラで作られてて、とにかく「万人に嫌われない」「万人に好かれる」点だけを集めて作られたキャラを演じてて、上層部も相当プッシュしてたんだけど、これが大失敗で全然好かれなかったんです。誰にでも好かれるを目指したら、逆に、普通すぎてつまんない、奇も虚も衒いも一つも無いんじゃ見るまでもない(見るまでもなく分かる)、こういうのが嫌われないんだろ/好かれるんだろという軽い媚び、そしてそんなのが上にプッシュされてるというウザさ。好かれるどころかブーイングまで飛び出す始末。そんなワケで、彼はプッシュされた割にはろくにブレイクすることもなく、早々とテレビ画面から消え去ってしまいます。が、それからおよそ一年後。「誰にでも好かれる好青年」キャラを捨て、自分の素に近い(と言われている)俺様的なキャラで、得意のマイクアピールを自由闊達にやらせたら、これが大ウケで、数年後には「アメリカの10代が選ぶ最も好きな有名人」で1位になるくらいの大ブレイクを果たしました。

ということでですねー。つまり、『リリカル♪りりっく』、輝くところがあったのに(あったから)勿体無いなぁと思ったのです。コンセプトという調律があったからこそ纏め上げられたのは確かなのでしょうが、いや、というか、このコンセプト・この目的だからこそ『リリカル♪りりっく』であり、そこを変えたら違うゲームになってしまうのですが、しかし、それでは、ある意味ウェルメイドを越えられなかった。越えられたかもしれないのに。だから勿体無いなぁ、と。いずれ――その輝きを存分に発揮する作品を、いずれ作ってくださるのを心待ちにいたしています。

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2010/02/28 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ |
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